3PLY T、23SS の大きな変更点はネック。

Slim、22SS まで「身頃共生地バインダー」を 23SS は「細リブバインダー」に変更。

「身頃共生地」、すっきりとした仕 上がりにはなるが、干すときに注意しないとネックがひっくり返る事がある。

それを防ぐため、細リブに変更。

Regular は「リブつけ襟」だったものを、「太リブバインダー」に変更。

つけ襟はリブを二枚に折って身頃に縫い留めます。

リブ 2 枚の部分が「へにゃ」っとなることがあり、これを防ぎたくバインダーに変更。

バインダーは身頃をリブで挟み込む。

今回の「片折れバインダー」仕様の場合、首回りが身頃（1 枚）+ 表側の二つ折りリブ（2 枚）+ 裏側の折ってないリブ（1 枚）と 4 枚になるのでかなりしっかりと仕上がっています。

「3PLY」は 3 本の糸を撚り合わせている原料。

それぞれ一本づつの糸は Z 撚り（左撚り）を 3 本まとめて S 撚り（右撚り） してから編み機にかけます。

これで「ねじれ・斜行」を少なくして綺麗な仕上がり。

編み地、特に一本の糸で編む天竺（いわゆる T シャツ生地）は糸の撚り方向に斜めによれる「ねじれ・斜行」が発生します。

それを防ぐため 3-PLY-T は「糸 自体の撚りとは逆方向に 3 本をまとめる」、つまり 　・1 本の糸の撚り方向（左）　vs　・3 本の糸の撚り合わせ方向（右）が互いの撚りを打ち消しあい、斜行を抑えます。

人が着た時、生地がまっすぐ落ちる、「きれい目」に見える秘訣はこの 3 PLY、3 本撚り合わせにあります。

WORKERS カタログ抜粋

WORKERS（ワーカーズ）

WORKERSは岡山を拠点にワーク、トラッド、ミリタリーを中心としたメンズウェアメーカー。
古着独特の雰囲気を好む代表は実際の古着を研究し、その製品をが作られていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史や資料を調べ上げて製品づくりのヒントにしています。
自分で工程を理解し、各工程ごとの専用の設備を要した工場でのみ生産を行っています。
そのクオリティーの高さとユニークさでJ.CREWやINVENTORYをはじめ海外からも注目を集めています。

Made in Japan

Cotton 100%