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BUZZ RICKSON'S

バズリクソンズ

1993年に設立した老舗ミリタリーブランド、BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ）。

ミリタリーウェアの名品の数々を「より本物に忠実であるか」という視点で復刻をしています。

素材から生地、パーツや縫製、ディティールに至るまで徹底的に研究したBUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ）の製品はどれもヴィンテージと見紛うようなハイレベルな製品ばかりです。

Flight Jacket type A-2

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ）のFlight Jacket type A-2 Roughwear Clothing Co. [BR80593]です。

ラフウェア社の1942年契約の3番目のA-2フライトジャケットを復刻したモデルになります。

こちらは袖にインシグニアが付かないA-2フライトジャケットです。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ）で人気が高いレザージャケットになります。

A-2のコントラクターでも生産性のある工場背景を持っていたラフウェア社。

計5回の納入を果たした同社のこのモデルは1942年契約の3番目にあたる。

米陸軍航空隊は1942年の途中から“プロパティ―・エアフォース”の表記を義務付けしたため、2枚のラベルを重ねて縫い付ける、すなわち2段ラベルが特徴となっている。

また、台襟の付いた大型の襟などラフウェア社らしい迫力のあるフォルムを持っている。

このジャケットに使用している革は、イタリア産の原皮を樹皮から抽出したタンニン槽に付け置きし、濃度を変えながらゆっくりと時間をかけて鞣されている。

丹念に鞣された後、職人の手によってシールブラウンのアニリン染料が擦り込まれている。

多少の色むらがあるのは手作業ならではの証であり、革の愛好家からも好まれる仕上げである。

アニリン染料で仕上げた革は、ラッカー仕上げと比較すると色に透明感があるため、使用感や経年変化で革自体に表情が出いのが特徴。

渋液と染料が革の奥底に宿るこのジャケットは着用毎に表情が磨かれる。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ） カタログ抜粋

馬革

使われているレザーはBRONCO HIDE（野生馬の革）です。

イタリア産のホースハイドをタンニン鞣しで仕上げた、厚みのある上質なレザーを採用しています。

職人がアニリン染料を手作業で塗り込んで仕上げています。

手作業で行っているので一つとして同じ表情のレザーは存在しません。

職人の手仕事を感じられるレザーを使用しています。

※レザーの特製上、1点1点違いがあり、革の表面に若干の傷、色むら、シワ深さの違い等が見られます。

製品の持つ味わいとなりますので予めご了承下さい。

本来、馬革は表面の滑らかな部分が少ないため、大量に生産された実物A-2の表面には、傷やシワが多々見られる。

このBRONCO HIDE（野生馬の革）は、馬革独特のシワをそのまま活かし、アニリン系染料で下地を染めてカゼインで仕上げたもので、滑らかな馬革とは違った魅力を持つ。

高級感のある艶があるのが特徴で、この艶と着込むことで刻まれる皺が味わい深い表情を見せる。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ） カタログ抜粋

経年変化

柔らかくしなやかな質感のホースハイドですが、着始めは硬く着づらい印象です。

長年着ていくことでしなやかさや風合いが増し、革が自分の体に馴染んできます。

また、着用を繰り返すことでアニリン染料で仕上げたホースハイドならではの上品な艶が出てきます。

抜群の経年変化がお楽しみ頂けるのも魅力です。

A-2

A-2フライトジャケットは米陸軍航空隊の兵士たちに最も愛されたフライトジャケットです。

当時、A-2フライトジャケットは航空兵にとって宝物だったようで、戦隊パッチや階級章、アートワークなどを施して自分だけのフライトジャケットを作り上げていたそうです。

航空兵から絶大な人気を博し、米陸軍航空隊の象徴になったA-2フライトジャケットですが、1944年に製造は終了しました。

製造終了後は布製のB-10フライトジャケットが支給されましたが、終戦まで使用され一部の古参パイロットは朝鮮戦争でも着用していました。

米陸軍航空隊の兵士たちに最も愛された飛行服がA-2である。

1931年5月9日に正式採用されてから、1944年に生産が中止されるまでの間、延べ20万着も製造されている。

このジャケットに彼らが込める想いは特別なものだった。

それは過酷な任務を共に潜り抜けてきた究極の相棒として、パイロットとしての誇りと士気をこのジャケットに見出していた。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ） カタログ抜粋

襟

やや大型の襟が付きます。

台襟付きです。

第二次大戦前に生産されていたA-2フライトジャケットの襟は台襟付きの型紙でしたが、台襟無しの型紙に変更されました。

しかしラフウェア社は製作にあたり、台襟仕様の型紙を使い続けたそうです。

当時を忠実に再現しています。

ネックフック

喉元には真鍮製のネックフックが付きます。

ネックフックは防風用に付けられたディティールです。

襟裏にはスナップボタンが付きます。

スナップボタンは当時使われていたUNITED CARR社製ボールスタッドタイプのスナップボタンを採用しています。

細かい部分まで再現しています。

フラップポケット

腰ポケットはフラップポケットです。

フラップには当時使われていたUNITED CARR社製ボールスタッドタイプのスナップボタンが付きます。

襟裏のスナップボタンよりも一回り大きなスナップボタンです。

サイズを使い分けているところも再現しています。

また、腰ポケットにはハンドウォーマーが付けられていません。

これはポケットに手を突っ込むことが軍人として不適当であると判断したため付けられなかったそうです。

タグ

左腰ポケットのフラップ裏にはタグが付きます。

タグには“GENUIME HORSEHIDE IMPORTED FROM ITALY”と書かれています。

イタリアから輸入されたホースハイドを使用しています。

TALON ZIPPER

ジッパーは5号サイズのタロンジッパーです。

30年代後半から40年代にかけて使用された大戦型モデルのジッパーを採用しています。

A-2フライトジャケットのジッパーはタロン社、クラウン社、コンマー社とクウィック社が多く供給していました。

中でも戦時中のA-2フライトジャケットの生産については大多数のジッパーをタロン社が供給していました。

古き良きジッパーです。

大戦型タロンジッパー。

ベル型シェイプのプルとアールデコ調のリテーナーボックスは戦前から戦中まで使用された。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ） カタログ抜粋

インシグニア

前立ての裏には陸軍航空隊のインシグニアが付きます。

細部まで再現しています。

裏地

裏地はコットン100%のブロードクロスを採用しています。

緯糸に対して経糸を多く打ち込んだ高密度の布地です。

80/2プライのコーマ糸を使用している為、光沢があり、しなやかな印象です。

当時のA-2の裏地に使用されている生地を忠実に再現しています。

リブ

裾と袖のリブはウール100%のリブを採用しています。

ヴィンテージを分析した結果、フライトジャケットに使われているリブはスーツなどに使われている毛足の長い梳毛を強撚して編み立てられたリブだったそうです。

袖のリブは継ぎ目のない輪編みのリブです。

細かい部分まで再現されています。

100%ウールを使用した繋ぎ目の無い輪編みのチューブリブ。

繋ぎ目の無い仕様は手首にストレスが掛かる事も無く、摩擦で繋ぎ目から綻びる事も無いが、ウールだけに防虫対策は必須。

BUZZ RICKSON'S（バズリクソンズ） カタログ抜粋

襟の高さ

襟が高いクラシックな作りです。

A-2フライトジャケットを支給された航空兵の中には高い襟があごに干渉することを嫌った者も数多くいたそうです。

襟を留めるスナップボタンを外し、外側に折り曲げて癖をつけて着用する航空兵も少なくありませんでした。

細かい部分まで忠実に再現しています。

首元が窮屈に感じる場合は癖をつけてご着用ください。

ラベル

ラベルは2枚のラベルを重ねて縫い付ける当時を再現した仕様です。

ラベルの下には2インチ大の大きめなインシグニアが付きます。

取り扱いについて

ジャケットの左ポケットには、製品タグとお取り扱い上の注意事項が書かれた説明書が付きます。

長くご愛用頂けるようケアについても書かれています。

ご必読下さい。

ご試着の際に試着痕（皺など）が入りやすいという商品の特性上、サイズ交換・返品はお受け致しておりません。

予めご了承ください。

レザージャケット用の段ボール

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